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Fri.

vol.161 「写真の日々」

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 「チクショー、世間のヤツラはうまくやってやがる」そんな思いがいつもあったから、やたら大きな音のするバイクが好きだったり、やたら大きな音のするジャズ喫茶が好きだったのかもしれない。
 いつも一人、そんな時は他人がわずらわしくなるのでいつも一人、そして大きな都会程その一人を強くかんじさせてくれる。寂しい、本当に寂しい。でもその寂しさは他人がどうこうしてくれるものではない。友達と遊んでも、ひとりになったらその分寂しさが増して来る。そんな日々、日々をやり過ごす、そんな日々。
 10代から20代にかけて、ほとんどそんな日々だった様な気がする。ただ写真の仕事を始めたらそんな事も言ってられなくなった。まったく無名の、全然売れてないフリーカメラマンにとって、仕事の失敗は命取り、次の仕事を失うばかりか、その業界で食べていけなくなる。そんな日々をおくっていると、いろいろ考える時間の余裕すら無くなってしまった。
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Tue.

vol.160 教育改革

 先日エヌオー出版社長の松本君と教育問題の話になった。雑誌NO!は若い人の雑誌。教育問題は大事である。これからの日本の教育をどうしたらいいのか。私の考えはこうである。
 頭のいい子は全寮制、頭の悪い子には天罰を、というものである。
 昔の日本の高校は全寮制だった。ホラ、一高とか三高とか聞いた事あるでしょう。ちなみに五高は熊本にあった。先輩後輩の間で自分が何を成すべきかを学ぶ。今でもイギリスやアメリカのエリート校には子供の頃から全寮になっている所が多い。ここでネットの中には無い知識を経験から学ぶ。
 さて頭の悪い方、彼らには職人としてのエキスパート教育をする。職人と名の付くものならそれぞれの適性で何をやってもいい。当然先生では無く親方が教育にあたる事になるので天罰があるかもしれない。日本は基本的に職人の国だった。あらゆる分野で職人が日本をささえてきた。だからこそ一人前の職人になれば尊敬されるし大事にされる。
 このアイディア、どうだろう?
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Sat.

vol.159 学生は毎日が楽しい

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 撮影の時に手伝ってくれる学生や専門学生と、合間によく話をする。男の子にも女の子にも共通するのが、今の生活にとても満足している事、そして日々の生活がとても楽しい事、でも将来はとても不安な事だった。
 えっ。将来の不安は理解出来るとして、そんな事はいつの時代だって若者には共通の事。でもとても理解出来ないのが現在の満足について。信じられなくても何度確認しても、誰もが共通して現在はとても楽しいと言う。
 人が楽しそうにしているのを、そんな筈はない、そうあってはいけない、などと言っても仕方ない事、そうなんだと思うしかない。自分が楽しくなかったからそう思うのだが、それにしても何故?
 テクノロジーの発達で、誰もがエアコンのある部屋に住み、パソコン付きの電話を持ってるからなのか?そして友達と会ってる時が一番楽しいと言う。そんな事がどうして楽しいんだろうか。ひょっとしたらそう思うようにしている?先が不安だから今の満足を求めてる?
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Wed.

vol.158 ネット情報

テレビや新聞、本を読まず、ネットだけから様々な情報を得てる人と話をすると、かなりバイアスのかかった物の考え方をする人が多い。逆に新聞を何紙か読み、テレビのニュースを見て、本を読み、その上でネットからも情報を得ている人は、とてもまっとうな物の考え方をする。私にはそう思えるのだが、何故ネットのヘビーユーザーは自分本位の物の考え方になってしまうのだろう。
 たぶんこういう事だろう。ネットとそれ以外のメディアの違いは「ついで」があるかないか。テレビや新聞はCMであるとか、あまり見たくない番組でもなんとなくとか、新聞にあわば社会面を見るつもりでも「ついで」に家庭面を見たり経済面を見たり、雑誌だとパラパラやってたら「つい」見てしまうページがあったり、本だとカバーや紙質、デザイン等から感じるものがあったり。
 ネットだけから情報を取るのは人間の幅を狭くする。まあ私達の雑誌「NO!」を読んで下さいという事なのですが。
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Sun.

vol.157  秋葉原事件

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 朝日新聞出版から出ている秋葉原事件のレポートを読んだ。犯人の加藤智大は26才でこの事件を引き起こしているが、それまでの彼の歩んできた道を、生まれた青森からていねいにレポートしてある。
 読みながら、あちこちで自分で重なるものを感じる。彼は26才で殺人犯となり、もうすぐ60才になる私はなんとかこうしてこのエッセイを書いてる。どこが違ったのだろう。26才頃は本当に毎日が嫌だった。定職がなく、バイト続きの日々は先が見えない。自分のなかではいい年だと思いながら、将来何をやりたいのか、自分に何が出来るのかが分からない、もうヤケになる元気もない。
 そんな時は友達に会いたくもないし、一人落ち込むだけ、生活の為に仕事をし、そんな仕事や毎日が嫌で嫌でたまらない。そしてそんな自分には当然の様に世間はとても冷たい。「オイ、オイ、どうするんだよ、自分」希望とは努力という言葉が今でもキライなのはあの頃のトラウマかな。
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Thu.

vol.156 広い3畳

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学生の頃、部屋の広さは4畳半が普通、3畳に住む人も多かったし、6畳ともなれば、これはもう金持ちと思ってた。
 ある日、新しく知り合った、友達のアパートに行った。共用の玄関で靴を脱ぎ階段を上がって奥の部屋へ。ここまでは良くあるパターンで私のアパートも同じ。でも彼の部屋はすごかった。3畳に半畳ほどの台所が付いた部屋だが、押入れ意外の3方に本棚がある。それも自分で作ったらしく、文庫本にピッタリのサイズになっている。天井まで届くその本棚には文庫本がびっしり。「お金も無いし、部屋も狭いから文庫本しか買わないんだ」と言ってたけど、その当時新刊から文庫になるのはそれなりに価値のある本が多かった。
 さらに驚いたのが、部屋にプレーヤーもアンプもレコードもあるのにスピーカーが無かった事。そのかわりヘッドホンが3つもある。何で3つもと聞くと、音楽のジャンル別に分けてあるんだそうだ。3畳間にも無限の空間がある。限り無く広い世界感があった。
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Mon.

vol.155 陸前高田ジョニー

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 その店には前から行きたかった。そんなに高くない明るい店内、やさしいマスター、そしてたくさんのレコード。日本中でここだけ、日本人のジャズ専門、日本人のジャズしかかけないジャズ喫茶。
 私は日本人のジャズが好きだった。何故かって、ライブを聴けるから。今と違って日本人でアメリカの音楽大学を出てジャズミュージシャンになる人なんてほとんどいなかったから、日本人のジャズは日本人の音がしていた。そんな日本人ミュージシャンのレコードを聞きたくても1枚2,500円も2,800円もする。ジャズ喫茶はアメリカ、たまにヨーロッパが中心。日本人のレコードなんてほとんどかからない。
 そんな時に日本人のジャズだけをかける店があると聞いて、とても行きたくなった。思い切って青森の撮影の帰り、その店に行ってみた。そして心ゆくまで聞きたかったあのレコード、このレコードをかけてもらった。楽しかった。毎日でも来たいと思った。陸前高田「ジョニー」、今回の震災で被害が1番ひどかった所である。
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Sat.

vol.154 男女雇用機会均等法

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 今から25年ほど前、その頃新聞社の写真を撮っていた私は、毎週のように男女○○○とか女性●●●とかの、会の撮影に行かされていた。
 会場では講師やパネラーの人達が、女性がいかに有能であるかとか、可能性があるかとか、これからの社会は女性にかかっているとかそんな事を言っていた。会場を見回すと平日の昼間だという事もあってか、オバチャンがほとんど。退職したような男の人がちらほら。若い男は市や県の職員で、正直こんなオバチャン達に何の可能性も無いとも思ったりしてた。
 それからしばらくしてである。男女雇用機会均等法ができ、男も女も等しく働けるようになった。これからはキャリアウーマンの時代だと騒がれたが、あたりを見回してもそんな人は見当たらず、1部有能な女の人は前からいたし、その後増えたとも思えない。何のことはない、女を安く、深夜まで働かせる法律だったのである。
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Wed.

vol.153 郊外店の本とCD

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 先日、久しぶりに郊外にある本とCDを売ってる店に行った。行ってびっくり、本当にびっくりした。見事に本もCDもマーケティングしてある。そのマーケティングがすごい。今売れてる、今売りたい、今から売れそうなそんな本やCDが見事に並べてある。そして本やCDになんの興味も無く、パソコンをいじらないと会話も出来ない店員、でもね、本やCDは文化でもあるんじゃない。
 そうした郊外店に行く方が悪いと言われるかもしれないし、売れる商品を置いとくのが商売、限られたスペースにいつ売れるかわからないものなんか置けないのかもしれない。
 でもね、それは違うよ、本やCDは一生付き合うもの、つまり一生買い続けるもの。だから本が好きで好きで、月に何冊も買う店員、音楽が好きで好きで月に何枚もCDを買う店員でなきゃダメ。そんな人達がいいと薦めてくれる本やCDこそ新しい出会いだし。その為お店に行くんじゃないか。
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Sun.

vol.152 奥様の仕事

 20代の8割の女子が専業主婦になりたいそうである。そうだろうなと思う。だってしたい仕事なんて無いし、それに何より就職できなかったという人も多い。でもまぁ一生専業主婦で生活できる人がどれくらいいるんだろう。
 奥様という言葉は奥にいるから奥様。じゃあ前には誰がいたかと言うと、お手伝いさんがいた。日常の細々とした事はそうした人達に任せて奥にデーンと居るのが奥様。戦前はずっとそうだった。当然の事ながらそんな家がたくさんあったワケではないし、奥様の仕事は家を守る事。つまり守るべき家があったという事だ。
 戦後、高度経済成長と共に家が会社に取って代わり、今度は会社を守る奥さんが必要になった。ダンナが安心して働けるよう、家庭を守る奥さん。日常の細々した事から子供の事。近所付き合いから、PTAまで、男を会社に専念させるために奥さんが必要になったのだ。
 今では守るべき家も会社もなくなって、女の人を必要としなくなった。仕事に男も女も無い、いい時代になったと私は思う。
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