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Mon.

vol.210「ネットについて 1」

風になびいてる

 もう10年かもっと前になるかもしれないが、インターネットが出始め、新聞社などでも自社のホームページを持ったり、小さな、それこそネットとは関係なく高売をしている人達ですら、これからはネットの時代だとか脅かされて、高いお金を業者にカモられてホームページを作っていた時代。私もこれからはネットの時代になるのかな?私自身もホームページを持ち、そこから発言なり発信をして行かないと仕事も出来なくなるかもしれないな、などと思っていた頃、一つだけとても気になっている事があった。
 それはネット上ではよほどの商売上の事が無い限り匿名だという事。これはヤバイ。だって人と人とがコミュニケーションする場合に顔と名前を出すのは当たり前の事。それをしないのは犯罪者か人に知られたくなくコッソリと何かをやったり、売り買いをしたりとか、どこかやましい自分の時にやる事。それはそれでいいとしても、それは社会の「かたすみ」でやる事。何でそれが当たり前なんだと思っていた。
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11:02 | 未分類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

vol.209「大江健三郎」

『大江建三郎』
 たまにテレビで見る大江は、まんまるメガネのトボけたオジサン風で、とてもノーベル賞作家には見えない。事実、世の中はキビしく、ノーベル賞作家だから書いた小説がどんどん売れ、ベストセラーになるとは限らない。何より近頃の彼の小説は手には取ってみてもページが進む事が無くなってしまった。
 現在がつまらないから過去もダメかというと、そんなことない。60年代に彼が発表した小説はどれも素晴らしくレベルが高いと思う。あの頃、小説家になりたかったたくさんの若者が、彼の小説を読んで、これはかなわないだとか、彼が書いてくれれば他に小説はいらないだとか、そんな声をよく聞いた。そして、後年、映画のシナリオライターになった人はたくさんいる。
 70年代の始め、友達のアパートに行くと、本棚には必ず大江の本があった。それは文化系の学生だけではなく、化学も建築もいわゆる理系の学生も必ず3~4冊はならんでた。大江は新刊が出ると、必ず学生に読まれる作家だったのだ。
10:00 | 未分類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

vol.208「石原慎太郎」

 石原慎太郎が政治家になってどれくらいの時間が過ぎたんだろう。最近よくテレビで目にするが、もう今では彼が作家である事、あった事すら知る人の方が少なくなってしまったのかもしれない。
 政治家としての彼の評価は様々あるとは思うが、小説家としての彼は本当に素晴らしいと思う。特にジャズをベースに書いたいくつかの小説は今でも忘れられない。あんなシャれたタッチは前にも後にも読んだ事が無い。政治家になったから小説を書かなくなったのか、書けなくなったから政治家になったのか、そこはわからないが、面白かった小説がことごとく若者を主人公になっていた事を考えると、若者ではなくなりつつある時期から書けなくなったのかもしれない。
 でも、だからといって彼の初期の作品の価値が変わるわけではない。今ではもうほとんど読まれる事のない彼の作品だとは思うけど、青春小説として若者が主人公の小説として、あんなに面白い小説はなかった様に思う。
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