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Sat.

vol.187 「時代」を聴いた日

 親しくなった友達に北海道出身の男がいた。ある時、カウンターがやたらに大きな一枚板の、そしてカウンターだけの高円寺の飲み屋で飲んでいた。その店は東北出身のママさんが一人、そしていつも、浅川マキだの中山ラビだの山崎ハコだのといった比較的マイナーな歌手のレコードがかかっていた。
 カウンターの上の大きな皿には色々な料理。大きなビンには得体の知れない何か。静かなママさんに暗い店内。あの頃、中央線にはポツポツあった。そして今では完全に無くなってしまった店。もう店の名前も思い出せない。
 突然中島みゆきの「時代」がかかった。彼がポツリと「オレ、この曲、聴いたことがある。高校の文化祭の時。学校の講堂で中島みゆきはこの歌を歌ったんだ。ギターを弾きながらね。もう、ほとんど、全員泣いたよ。」と言った。歌は、いつ・どこで・誰と、そんなシチュエーションが大事。だから心の中に入ってくる。彼が本当にうらやましかった。仕事も変わり、会う事もなくなったが、未だにこのシチュエーションだけは目に浮かぶようだ。
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