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Tue.

vol.188 「アントニオ猪木に会った日」

 地方の小さな体育館。アントニオ猪木はその用具室でレスリングシューズを結んでいた。小さな雑誌のささやかなインタビュー。あいさつをすると、立ち上がり、「アントニオ猪木です」とあいさつを返してくれる。驕ったところの少しも無い、誠実な人だと思った。
 「一番印象に残る試合を教えて下さい」前もって準備した平凡な質問に、懸命に考えながら静かに答えてくれた。「ドリー・ファンクとの試合ですね」その当時、アメリカの大きな団体のチャンピオンだったドリー・ファンク。私はその試合をテレビで見てる。どちらも負けられない一戦。結果は60分フルタイム戦ってドローだったと思う。どちらかといえば地味な、あまり面白い試合ではなかった様に覚えている。
 互いに体力的にも精神的にも年齢的にもピークの時。戦っている当人同士でしか分からない何かがあったんだろう。その何かを、ほとんど理解出来ない私に向かって、どう説明していいか戸惑いながら、懸命に理解させようとしてくれる。不思議な、とてつもない魅力を持った人だった。
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