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Fri.

vol.119 愛のくらし

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 そのロシア料理の店は新潟にあった。演劇関係の人がよく集る店で、私もささやかな手伝いをして打上げに呼ばれていた。その日はその店の娘が歌を歌うそうで、それも楽しみ。
 すでにたくさんのヒット曲を持ち、紅白にも出ていた彼女は、次から次へと歌ってくれた。ライブも終り、自分の父親の店でもあってか、リラックスして早いペースでお酒を呑み出した。
 私達の席に来た彼女は、テレビで見る時と違い意外に小柄、芸能人としての華やかさは無く、いかにもインテリな感じでもの静か、ひっそりとしてどこかとても寂しそう。「何か聞きたい曲ある」と彼女。「愛のくらし」をと私。愛に満たされた生活からやがて一人になる寂しさを歌ったその歌がとても好きだった。「わかった、歌ってあげる」ギター片手に歌ってくれたその歌はとても心に染みた。その頃、彼女、加藤登紀子の最愛の人が刑務所にはいってるのを知ったのはだいぶ後だった。
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